過去・現在・未来
澄んだ色が好き
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国宝 阿修羅展
興福寺創建1300年記念
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東京国立博物館平成館(上野公園)
http://www.asahi.com/ashura/
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会場に「売り切れ」と張り出されているのを見るまで、フィギュアの存在を知らなかったけど~
在庫が在れば欲しかった、と思う
上野駅公園口改札横の公園内施設のチケット販売所では、「阿修羅展」のポスターへ「40分」と大きく書いて貼ってあった
見当はついたけど、国立博物館まで行ってみると会場への入場が「40分待」だった
(^◇^;) ゲェ・・・・

予習してなかったので、高名な国宝「阿修羅像」が、このお寺のものだと国立博物館へ着くまで知らなかった
昔の写真を探すと奈良公園内の地図、興福寺の伽藍へ阿修羅らしいイラストが添えられている(◎-◎;)
阿修羅像は普段は興福寺の国宝館にて展示されている「八部衆」に含まれる一体
う~ん・・・「国宝館」、観たはずだけど記憶に無いな~
八部衆は仏教を守護する武神だけど、ここでは阿修羅を含む五体は少年の顔を持つ
どれも惑うような哀しいような表情に見えた
五部浄像の真摯な顔と胸から下を失った姿はSF的にも感じる
他の7体が武装した鎧姿で現されているのに対して、阿修羅だけは腰へ布を纏っただけの華奢な体躯
3つの顔、向かって左は目元がわずかにつり上がり下唇を噛む、中はなにかに心を動かされたよう、右は強く先を見据えるように見えた
どの顔も見る角度で驚くほどに気配が変わる
光明皇后は、母の一周忌供養のため興福寺に西金堂を建立、八部衆像などを安置し、釈迦の浄土を立体的に表したそうだ
何故、少年の成長を描くかのようなこの像を仏教の守護神である八部衆像の長としたのか??
観ていると、いろいろと浮かびくる思いがつきない
帰り道、同様に「阿修羅展」から出てきた 中校生らしい女の子達の会話が聞こえた
修学旅行生なのかもしれない
「阿修羅、観てたら涙が止まらなかった、どうして周りの人は泣いてないのか不思議に思った」
天平6年(734)に作られた阿修羅は今も生々しく息づいている
ところで阿修羅は3つの頭が正面と左右へ付いていて、真ん中の顔へ自然と両耳が付く
じやあ、後ろから見ると??
頭が3つで耳は4つなのでした
この事が会場を出際に気になりだして、阿修羅の前まで引き返そうかと思った~(^_^;
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「ソーメンカレー」600円
テレビ番組でも紹介された名物なんだって
スプーンとフォークで食べるのがポイント??
啜り上げてもいいのかどうかで悩んだ(^0^;)
この記事へのコメント
今回はもったいなくも背面に回れるんですよね・・・
混まない(無理かな?)週日に休みを取って見に行く予定でいます。
昨年の日光月光菩薩像に続き、今年の阿修羅像! 眼福なことですね♪
フィギュア、欲しい~!!!!
平日でも、来場者は毎日1万人を越えているそうです
平日の午前だったら少しは少ないかも??
フイギュア、かなり出来が良かったみたいです
仏像のレプリカとしてはかなりお手頃価格ですし、僕も欲しかったです
昨年の薬師寺、その前にも唐招提寺とか伽藍の整備を控えた寺院の展示はエースクラスな寺宝を関東に居ながら見れるので嬉しいです
仏様の像はよく働きますねェ
阿修羅像、まじまじと見たことがなかった。改めてよく見ると、少年のような哀しげなお顔なんですね。博物館、人気のスポットなんですね。良いものを見せて頂きました\(~o~)/
阿修羅像展、大人気でした
戦いの神である阿修羅をこの姿で現したのはいろいろと考えさせられますね
鮮やかで綺麗ですね~♪
サツキなの??
花の名前が全然解らなくて~
阿修羅像を作った仏師は,理想の高い職人だったのかもしれません.
オーダーしたスポンサーが女性、そして目的は母の供養・・・ということから、この阿修羅を含む仏像群の表し方が決まったのかな??と思いました